Jsecurity防犯カメラ

Jsecurity

私たちは、防犯カメラ・監視カメラの販売を通して、安全で安心できる社会をつくるためのお手伝いをいたします。

HOME > ニュース&メディア

NEWS

ニュース&メディア

JSecurityのニュース&メディア情報をお伝えいたします。

INFO AIカメラとは|従来の防犯カメラと何が違うのか

ページ情報

照会 6回

本文

6225f9e0002c0163a01e81d59de724de_1786320335_3197.png
 

「AIカメラ」という言葉を目にする機会が増えました。ただ、従来の防犯カメラと具体的に何が違うのか、自社にとって必要なものなのかは、なかなか分かりにくいところです。


この記事では、AIカメラの基本的な考え方と、導入を検討する前に整理しておきたい点をまとめます。業種ごとの詳しい活用方法については、記事の最後にご案内しています。


■ 従来の防犯カメラとの違い

一言でいえば、映像を「記録するだけ」か、「その場で解析するか」の違いです。

従来の防犯カメラは、映像を撮影して保存することが主な役割でした。何か起きたときに、後から録画を確認する。つまり、事後の確認が中心です。


AIカメラは、撮影と同時に映像の内容を解析します。映っているものが人なのか、車なのか、それ以外なのかを判別し、あらかじめ設定した条件に当てはまれば通知を出す。人が映像を見ていなくても、カメラ側が判断できるという点が大きな違いです。


この違いは、実際の運用でこう表れます。


【従来のカメラ】

・動きがあれば検知する

・猫が通っても、木の葉が揺れても通知が来る

・通知が多すぎて、結局その都度確認しなくなる


【AIカメラ】

・人や車を判別して検知する

・動物や落ち葉には反応しない設定ができる

・通知が来たときは、確認する価値がある


誤検知が減ることで、通知が「意味のあるもの」になります。これが、AIカメラを導入する実務上の効果として最も分かりやすい部分かもしれません。


■ AIカメラでできること

AIカメラの機能は多岐にわたりますが、代表的なものは次のとおりです。


【人と車の識別】

映っている対象が人なのか車なのかを判別します。「立入禁止エリアに人が入ったときだけ通知する」「車両専用エリアに人が入ったら知らせる」といった設定ができます。


【人数のカウント】

特定のエリアに何人いるかを数えます。時間帯ごとの人の流れを把握したり、一定人数を超えたら通知する運用が可能です。


【顔の照合】

あらかじめ登録した顔情報と照合し、個人を特定します。入退室管理や、登録外の人物を検知する用途で使われます。


【車のナンバー認識】

ナンバープレートの文字を読み取ります。駐車場のゲート連動や、入出場時間の記録に活用されています。


【行動の検知】

転倒、うずくまり、長時間の滞留、進入方向の逆走など、通常とは異なる動きを検知します。


どの機能が必要かは、解決したい課題によって変わります。すべてを備えたカメラを選ぶより、目的に合った機能を絞り込むほうが、結果として費用も運用負荷も抑えられます。


■ 見落とされがちな「探す」という課題

AIカメラの説明では「何を検知できるか」に焦点が当たりがちですが、実際に運用してみると、別のところに手間がかかることがあります。録画した映像から、必要な場面を見つけ出す作業です。


トラブルが起きたとき、何十台ものカメラの、何日分もの録画の中から該当する場面を探す。これは想像以上に時間のかかる作業です。カメラの台数が増えるほど、保存期間が長いほど、負担は大きくなります。


この課題に対して、いくつかの段階的なアプローチがあります。


【1】検知した内容で分類しておく

HIKVISIONのAcuSense(アキュセンス)は、ディープラーニングを用いて人と車両を判別する技術です。誤報を減らすだけでなく、録画ファイルを人・車両で分類するため、後から映像を探す際の絞り込みにも役立ちます。


【2】言葉で検索する

さらに進んだ方法として、HIKVISIONは2025年4月に「AcuSeek(アキュシーク)」を発表しました。


AcuSeekは、自然な文章を入力するだけで目的の映像を検索できる仕組みです。たとえば「赤いジャケットの男性」「黒いリュックの自転車の人」といった言葉で、該当する映像を探し出せます。


これを実現しているのが、HIKVISION独自の大規模AIモデル「Guanlan」です。数十億枚の画像と大量のテキストから学習したモデルが、画像の輪郭・色・質感といった視覚情報と、言語の構文や意味構造を融合することで、テキストと映像を高い精度で結び付けています。


活用例としては、工業団地でのヘルメット非着用や禁煙違反の検出、教育現場での不審者侵入の把握、医療機関での不審な行動の監視などが挙げられています。公共スペース、小売店、金融機関など、応用範囲は業種を問いません。


なお、AcuSeekを活用するには対応する録画機が必要です。最大128チャンネル対応のフュージョンサーバーから、64チャンネルまで対応するDeepinMind NVRシリーズ、I/V PROシリーズなど、規模に応じた選択肢が用意されています。AcuSense対応のネットワークカメラと組み合わせることで、映像解析機能を十分に活用できる構成になります。


「検知する」だけでなく「探す」という視点は、カメラの台数が多い現場ほど効いてきます。導入を検討する際は、この点も合わせて考えておくとよいかもしれません。


■ 解析をどこで行うか

AIカメラは、映像を解析する場所によって大きく2つに分けられます。


【カメラ本体で解析する方式】

カメラ内部に解析用のプロセッサを搭載し、その場で処理します。解析用の別機器を用意する必要がなく、リアルタイム性に優れるとされています。


【クラウドで解析する方式】

映像をクラウドに送り、そこで解析します。大量のデータ処理に向いている一方、通信環境の影響を受けやすい面があります。


どちらが適しているかは、設置場所の回線環境や、必要な処理の内容によって変わります。導入時にご相談いただければ、環境に合わせてご提案いたします。


■ 導入前に決めておきたいこと

AIカメラを検討する際、「AIカメラを導入する」ことが目的になってしまうと、選定が難しくなります。


先に決めておきたいのは、次の点です。


・何を解決したいのか(防犯なのか、業務改善なのか、安全管理なのか)

・誰が、いつ、その情報を使うのか

・通知が来たとき、どう対応するのか


たとえば「夜間の侵入を早く知りたい」のか、「日中の人の流れを把握したい」のかで、必要な機能はまったく変わります。前者なら人物検知と通知、後者なら人数カウントと集計機能が中心になります。


目的が決まると、必要な機能が絞られます。機能が絞られると、機種の選択肢も自然と絞られていきます。この順序で考えるほうが、結果的に無駄のない構成になりやすいといえます。


■ 業種別の詳しい活用方法

弊社では、業種ごとの導入ポイントをまとめた記事も公開しています。該当する分野がありましたら、あわせてご覧ください。


・マンション・ビル管理向けAI防犯カメラ

・介護施設向けAI見守りカメラ

・店舗・商業施設向けAI防犯カメラ

・物流倉庫・配送センター向けAI防犯カメラ


AIカメラは、映像を記録する装置から、映像を理解する装置へと変わりつつあります。検知の精度が上がり、さらに「探す」ところまで支援する技術も登場してきました。一方で、どの機能が本当に必要かは、現場によって異なります。まずは解決したい課題を整理したうえで、それに合う構成を検討していくのがよいかと思われます。


株式会社ジェイセキュリティは、HIKVISIONの正規販売代理店として、機器の選定から設置工事までご相談を承っております。導入をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。


■お問い合わせはこちら

見積もり・現地調査は無料です。まずはお気軽にご相談ください。

▶ AI防犯カメラ設置工事サービス(法人限定)

▶ 車番認識システムサービス(法人限定)

▶ 防犯カメラ機器の卸販売について(法人限定)

▶ その他お問い合わせはこちら

※搭載されている機能は機種により異なります。対応可否については個別にご確認ください。
※AcuSeek・AcuSenseの対応可否および利用可能な機能は、機種・組み合わせ・ファームウェアのバージョンにより異なります。導入をご検討の際は個別にご確認ください。
※解析処理の方式による特性は一般的に言われている水準です。実際の動作は、機器の仕様、設置環境、通信環境により異なります。


TOTAL: 20, 1 PAGE

アナログカメラとIPカメラの違い|今ある設備はどちらかから考える

 防犯カメラには、大きく分けて「アナログカメラ」と「IPカメラ(ネットワークカメラ)」の2種類があります。これから新規に導入する場合はもちろんですが、既存のカメラを入れ替える場合にも、この違いを知っておくと検討がスムーズになります。今ある設備がどちらの方式かによって、配線をそのまま流用できるかどうかが変わってくるためです。この記…

AIカメラとは|従来の防犯カメラと何が違うのか

 「AIカメラ」という言葉を目にする機会が増えました。ただ、従来の防犯カメラと具体的に何が違うのか、自社にとって必要なものなのかは、なかなか分かりにくいところです。この記事では、AIカメラの基本的な考え方と、導入を検討する前に整理しておきたい点をまとめます。業種ごとの詳しい活用方法については、記事の最後にご案内しています。■ 従…

防犯カメラの入れ替えを検討するとき|既存配線を活かす方法と判断のポイント

 「映像が見づらくなってきた」「録画が飛ぶことがある」「そろそろ寿命かもしれない」——設置から数年が経った防犯カメラについて、こうした相談をいただくことがあります。一方で、入れ替えとなると配線工事から必要になるのではないか、費用がどの程度かかるのか分からない、という理由で先送りになりがちなテーマでもあります。今回は、防犯カメラの…

農業現場に防犯カメラは必要か|鳥獣被害・盗難・見回り負担への現実的な備え

「畑にカメラを付けても意味があるのか」——農業現場での防犯カメラ設置について、そう考えられる方は少なくありません。広大な農地をすべて監視することはできませんし、そもそも電源のない場所も多い。しかし近年、農業現場でカメラを導入する動きは着実に広がっています。背景にあるのは、鳥獣被害の拡大、盗難被害の深刻化、そして人手不足による見回り負担です…

高温環境でも使える防犯カメラ|温度帯別の選び方

 鉄鋼の溶融炉、ガラス工場、食品の焼成室、乾燥室——こうした高温環境の現場では、「監視カメラを設置したいが、すぐに壊れてしまう」という課題を抱えているケースが少なくありません。一般的な監視カメラは、常温での使用を前提に設計されています。高温環境に設置すると、想定より早く故障したり、映像品質が低下したりします。今回は、高温環境に対…

防犯カメラの録画は何日残すべきか|保存期間の決め方

 録画映像は何日分残せばいいのか」——防犯カメラの導入時、意外と後回しにされがちな検討事項です。しかし、いざトラブルが起きたときに「その日の映像はもう消えていた」となれば、カメラを設置した意味が半減します。今回は、法人施設における録画保存期間の決め方を、実務的な観点から整理します。■ 保存期間を決める基準は「発覚までの時間」法律…

AHDカメラとは、IPカメラとは

 AHDカメラは撮影した動画を変換せず同軸ケーブルで録画機に送信するカメラです。IPカメラはカメラ自体にコンピューターが内蔵されており、カメラ機能でH265などのデジタルデータに変換し、また、カメラにIPアドレスが振られておりネットワークを通じて録画機やPCにデータを送信します。AHDカメラの利点はデータ変換がないので通信の遅延…

「誰の車が、いつ入ったか分からない」を解決する|構内車両管理の実務と記録の残し方

無断駐車、業者車両の把握漏れ、構内での接触事故——車両にまつわるトラブルは、発生してから対応しようとすると、想像以上に手間がかかります。その理由は、多くの場合「記録が残っていない」ことにあります。今回は、法人施設における構内車両管理の課題を整理し、記録を自動化するための考え方をまとめました。 ■ 無断駐車は、警察が動いてくれない…

防犯カメラはどこに設置すべきか|「目的」から逆算する設置位置の考え方

「とりあえず出入口に付けておけばいい」——防犯カメラの設置場所について、そう考えられているケースは少なくありません。しかし実際には、設置してから「思っていたように映っていなかった」というご相談をいただくことがあります。映像が役に立つかどうかは、カメラの性能だけでなく、どこに、どの高さで、どの向きに設置するかで大きく変わります。今回は、法人…

防犯カメラが故障する主な原因と対策

 防犯カメラを設置してから数年が経つと、「映像がぼやける」「夜間だけ映りが悪い」「録画が途切れている時がある」といった不調が出てくることがあります。原因は現場ごとに異なりますが、今回は一般的に多い故障の原因と、日頃からできる確認・対策のポイントをまとめました。■ 防犯カメラシステムの寿命について防犯カメラシステムは、カメラ本体・…

夏季休業のお知らせ

平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。誠に勝手ながら、弊社では下記の期間を夏季休業(お盆休業)とさせていただきます。■ 休業期間2026年8月13日(木)~2026年8月16日(日)2026年8月17日(月)より通常通り営業いたします。休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、8月17日(月)以降、順次対応させ…

防犯カメラの選び方|チェックすべき5つのポイント

 防犯カメラの選び方|チェックすべき5つのポイント「防犯カメラを導入したいが、どの機種を選べばいいのか分からない」というご相談を、法人のお客様からよくいただきます。画質、録画方式、耐候性、遠隔監視機能、予算など、検討すべきポイントは多岐にわたります。今回は、防犯カメラを選ぶ際にチェックすべき5つのポイントを、当社が正規販売代理店…

買い切りvs月額、防犯カメラは結局どちらが得?

 法人向け防犯カメラの「買い切り」と「月額レンタル」、結局どちらが得なのか|総額で比較してみました。防犯カメラの導入を検討する際、「初期費用0円」「月額◯千円〜」というレンタル・リース型のプランと、当社のような「買い切り型」のどちらが得なのか、迷われる方は多いと思います。今回は、実際の相場データをもとに、総額でどちらが有利になる…

AI防犯カメラ設置工事サービスのご案内|設計・施工・保守までワンストップで対応

 防犯カメラは、機種選びだけでなく「どう設置されるか」で効果が大きく変わります。当社では【法人限定】AI防犯カメラの設計・施工・保守までを一貫して対応する設置工事サービスをご案内しています。■ 防犯カメラの導入でよくある3つの不安 ・工事・設置の品質への不安:専門知識や経験が乏しい業者に依頼すると、後々映像が不安定にな…

店舗の損失を防ぎ、売上のヒントを掴む。|店舗・商業施設向けAI防犯カメラ活用ガイド

 万引き・不正行動によるロス、レジ・カウンター周辺のトラブル、そして売上向上のヒントとなる店舗データ。当社では【店舗・商業施設様向け】AI防犯カメラ×ロス対策×店舗データ活用の活用ガイドをご用意しました。万引き・不正による商品ロスの未然防止、レジ・カウンターのトラブルを映像で証明、来店者数・客層・人流をデータ化する仕組みをご紹介…