駐車場誘導システム

従来の駐車場システムでは駐車状況を把握するため、個々の駐車スペース毎に、センサーを取り付け、駐車状況を 感知する方式が主でした。しかし、駐車スペース毎にセンサーを取り付けるには、設置工事やメンテナンス費用などが 掛かる問題点がありますが、本駐車場誘導システムでは、センサーを設置することなく、招き灯一体型カメラからの 情報を解析することで駐車状況を瞬時に感知できるデジタルシステムです。
駐車状況を集計、分析し空きスペースへのスムーズな誘導を図り、駐車場内の混雑化を改善、より快適なサービスを提供できるシステムです。

ソリューション

システム構成

キーテクノロジー

① カメラに内蔵されたディープラーニング埋め込み型ANPRアルゴリズム

• 83ヵ国/地域向けの固有のANPRアルゴリズム開発
•150ミリ秒未満の検知時間
•アルゴリズムをカメラに内蔵することによって精度の向上

② 高度に統合された案内端末

• 8ch PoEポート内蔵、8ch non-PoEポート、4ch Gigabitポート
•カメラに電源とネットワークを供給
•カメラ電源ボックス、キャビネット、アクセススイッチが不要
• 最大24TBのストーレジで、32台分のシングルレンズカメラまた16台分のデュアルレンズカメラの録画と写真を保存可能

③ システムの安定性

• 重要な情報の損失を防ぐために、管理センターとの接続が切られても、ビデオ、写真とデータは駐車案内端末に保存されます。そして接続復旧後は、自動的にまたデータを管理センターに転送します。

• 駐車案内端末にバックアップされた駐車データにより、万が一管理センターがオフラインになっても、誘導システムは正常運転を続けることが可能です。

• デバイスの状況がリアルタイムでモニタリングされ、異常が発生したときは即時、自動的に警報されます。

システムの特徴

① 車室スペースにより適切なカメラ選択

② 駐車スペースの一括管理

•満空状態と車両番号の認識は全て招き灯駐車案内カメラで処理されます。
招き灯駐車案内カメラから提供された高解像度とリアルタイムの映像を、
盗難などの防犯また事故の証拠として使い、駐車場の安全性を向上させます。

③ 色で駐車スペースの状況を示す

•招き灯駐車案内カメラは6つの色が選択可能で、駐車スペースの状況を
明確に示すことができます。
– 空車 (緑), 在車(赤),体の不自由な方 (青), 女性専用 (ピンク), VIP (黄色)等、
自由に色を選択できます。

④ スマートネットワークによるコストダウン

•駐車誘導端末は周辺最大32個のカメラに電源とネットワークを提供することによって、
必要なスイッチの数を減らし、配線コストを削減できます(63%)。
•録画と画像用のストレージも提供します。オフライン時に重要なデータをローカルにバックアップし、
誘導システムの運用に影響せず、システムの安定性を確保します。

⑤ クロスコントロール

•招き灯カメラを設置した位置が実際の駐車スペースじゃなくても、クロスコントロールで反対側の招き灯が駐車状況を表示します。

⑥ 車両への最短経路表示

•駐車位置検索端末で車の検索ができます。車両番号を完全また一部入力すると、車両位置を簡単に特定できます。
電子マップに位置と最短経路が表示され、広い駐車場内で利用者を迷わせることなく案内ができます。

製品一覧

招き灯駐車案内カメラ

• 4 MPカメラ, シングル / デュアルレンズ
•内蔵された表示灯で最大6色を選択可能
• 1-6の駐車スペースをカバー
• iBeaconモジュール内蔵
• POEケーブル

ガイダンス端末

•最大32個のまねき灯カメラにアクセス可能
•電源供給、キャビネット、ストーレッジとスイッチを内蔵
•壁掛け式のデザインで柔軟なカメラの取付が可能
•6つのHHDで録画と写真を保存